政権交代の夜に

政権交代の夜に、久しぶりにブログを書きます。



現在(8/31 0:40)の時点で、民主が単独300議席獲得ですか。(NHKによる衆院選速報)

政権交代で日本が変わる、わけがないと僕は思っています。

というか日本も世界も、民主主義と資本主義が組み合わさっている以上、
現状が変わるわけがない。

僕は今回に限らず基本的に選挙に行っていません。

くだらないことなんだけど、家庭の事情により、
現住所に住民票がないから選挙権がないようなもんなんです。
でもまぁ、政権がどうであれ、政治家がどうであれ、
特に文句を言うつもりもないから無投票でいいのですが。
（しかし高速1000円とか無料化はくさってるな。）



民主主義は、これまでの歴史を見てもまぁ悪くはない選択肢だとは思いますが、
ベストではないのは明らかです。
しかも悪いことに、資本主義と組み合わさってしまっている。

金が金を生み、金が大衆を動かす。

どうしてまともな政治が、まともな世界が訪れよう。（反語）



例えば。

ものすごく清廉で、無欲で、公利主義の人間がいたとします。
しかし、彼(女)が世界を動かすためには何が必要か？

組織であり、金にならざるを得ない。

そこに悪意の人間、悪意の金が混入することは防げない。

彼(女)が死んでしまえばおしまい。

（証明終わり）



じゃあ、ほかになにができるか。

革命？

どこでだれを倒せば世界が変わる？



こんな世界で、世の中を、政治を変えようと思うほど僕は強い人間ではありません。
だから、政治や社会から目を背け、
自分がそれなりに楽しく、満足できる人生を歩めればいいと思っています。

こういう人がこの世代には多いんだろうな。



これも、経済が成長しすぎて、技術が進歩しすぎて、
世界が豊かになってしまっては当然かしら。
悪い言い方ですが、
それなりの努力をすれば、それなりに楽しく過ごしていく生活は大抵手に入ってしまう。


こんな世界で、倒すべき目標も見当たらないまま革命なんて誰が起こすか…



資本主義に代わる新たな価値観が生まれ、
選民思想を生まない王制が誕生することを願う？



とにかく。
民主が政権を取ったってなにも変わらない。

僕は自分なりに楽しく生きていきます。