やりたがり [僕の意見(社会問題)]
例えば、NPOとかサークルとかブランドとかお店とか、ベンチャーとか。
なにか自分の持つ理想があったとします。
こんなことがしてみたい、なんて。
そこで、既存の団体や企業を回ってみて(それすらしていない人々もいるように見受けられますが)、ちょっとでも自分の理想と食い違うようだと、
「なら自分で作れば良いじゃん」と安易に発想する。
確かにこういう積極性って大事な場面もあると思うんです。
既存の枠にとらわれないように行動するためにも。
ただ、あまりにもそういう発想が、その産物が多すぎる気がするんです。
ほぼ同じ目的、目標を持ちながらも各々が好き勝手やっている。
無駄が多すぎませんか?
どこでなにをやるにしても多少の我慢はつきものでしょう。
上のような理屈を掲げる人を見て、自分も、とそういった我慢から逃げようとしているだけにしか見えないんですが…
それで結局こける。
だからニートやフリータが増えるんでしょう。
でも、まぁそれって社会が豊かになって来ているともとれるから、その意味ではいいことなのでしょうが。
僕はそういった「やりたがり」がすごく嫌です。
一つ一つ積み重ねて来ている人達が、人手を求めているかたやで、
やりたがる人達がまた勝手に始める。
うーん。
競争原理ってそんなに大事でしょうか?
ちょっとずれるかもしれませんが、テレビ局による選挙速報とか。
どれだけの人材と時間とエネルギィが無駄になっているか…
過渡期なんですかね。
徐々に落ち着いて欲しいものです。
2006-05-26 14:53
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