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さぁ、みんなで考えよう [日記]

昨日いろいろと考えていて、すごく気になったこと。
ちょっと考えてみてください。

今日、一応僕なりの答えには達したのですが、完璧な正解と言うのは存在しないと思うので、いろいろな意見を聞いてみたいです。

問題

なぜ、鼻(の穴)は二つあるのでしょうか?

補足1(4/22追記)

鼻だけでなく、様々な感覚器官を僕らは持っています。
その中で、目や耳も二つあります。
ですが、口は一つしかありません。
ヒトが(外見上)線対称の構造を持つ以上、その軸の上にない限りほとんどのものは二つなければいけないことになります。
しかし、口と同様、鼻もその軸上にある。
ならば一つでも良いのでは?

さて、いかがでしょうか。

以下、僕の答え。(4/24追記)

この問題を考え始めて、僕が参考にした知識をまず紹介します。

なぜ目は2つあるのか。
それは、両目からそれぞれ光の刺激を受け取り、その「差」をうまく脳内で処理することで立体視が可能になるからです。目が処理している刺激は、あくまで2次元のもの。それを3次元に戻すのは脳の仕事なのですが、2次元の情報1つでは3次元は正確に構成できません。2つ画が並んでいて、それをうまく見ると浮き出て立体として見えるというあれと同じだと思ってもらえばわかりやすいと思います。

一方、なぜ耳は2つあるのか。
これも、同様に3次元の情報を得るために使われていて、左右の耳への聞こえるタイミングの差をうまく脳内で処理することで音源の位置を推定しています。(これのメカニズムを昨年知ったのですが、実に面白いです。興味がある人は直接僕に聞いてみてください。)
音ってどちらから聞こえるかわかるでしょう?しかも大体その距離まで。
それが2つあることの最大の理由であり、利点です。

ではなぜ鼻は2つあるのか。
嗅覚で僕らはなにか立体的な情報を得ているでしょうか?
これが僕がすごく不思議に思ったところなんです。
正直、必要ないと思い、だから1つでいいじゃん、と。

それで半日くらい考えていて、思いつきました。
「立体的」が間違っていたんじゃなくて、「僕ら」が間違っていました。
確かに僕らは嗅覚から立体的な情報はほとんど得ていません。
しかし、身近な動物で言えば犬。
彼らの視覚は僕らほど発達していません。
その代わりに聴覚や嗅覚が発達しています。
つまり、彼らは嗅覚からも立体的な情報を得られているのではないか?と。

臭いの正体は化学物質です。それが空気中を飛んできて臭いを感じます。
だったらそれが鼻にたどりつく時間の「差」を検出することは十分に可能なんじゃないかと。

そう、だから鼻が2つあるのは、進化の名残だと結論しました。
僕らは視覚が発達したおかげで、様々な感覚器官が大分退化し、鼻はその顕著な例なんじゃないかなと。

いかがでしょうか。


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コメント 8

kousuke

一つだと鼻くそがつまったときに飛び出しちゃうじゃないか
by kousuke (2007-04-19 14:29) 

ナガサキ

>こうすけ

友人Aと同じことを言いやがって(笑

つまり、一つだとつまったときに困る、と。
二つあるのは予備だと言うのが友人Aの主張でした。

まぁあえて真面目に答えると、
その理由だと口が一つしかないことが説明できません。
さて。
by ナガサキ (2007-04-22 00:35) 

こうすけ

口はそもそも呼吸が主目的ではない、でいかが。
by こうすけ (2007-04-23 22:49) 

ナガサキ

>こうすけ

それは思いつかなかったな。なかなか面白いと思う。

ただ、重要な器官は予備を備えると考えると、
やはり口が唯一の摂食器官であることに矛盾すると思うな。
確かに呼吸の方が食事より根本的ではあるけれど、決め手としては弱いと思う。
by ナガサキ (2007-04-23 23:55) 

こうすけ

んじゃ目的から離れて構造から。
2つのチューブの方を並べた方がが安定する。かどうか知らんけどw
by こうすけ (2007-04-24 01:34) 

ナガサキ

>こうすけ

うーん、それも口が違うからダメでしょ。
しっかり考えなさい!笑

まぁ、あんまり引っ張ってもなんだし、僕の答えを書きました。
どうだ!
by ナガサキ (2007-04-24 21:38) 

こうすけ

口は中だから別物なのですw。

長崎解について。
言いたい事は分かるんだけど、耳と鼻って片方だと何次元になるんだろ(本論とは関係なしに)。
二次元・・んん・・なにやら違和感が。次元って概念への理解度の低さに起因するのか。でも二次元て概ね平面ってことだよね?立体、空間的でなければすなわち平面、もしくは直線で片付くのかな。
by こうすけ (2007-04-28 00:43) 

ナガサキ

>こうすけ

遅くなって申し訳ない。

>口は中だから別物なのですw。

「中」を定義して下さい(笑
僕には同じに思えるなぁ。

おそらく、目も耳も鼻も、片方だと二次元になると思われます。
二次元と言うのは平面で、つまり奥行きがないということ。

例えば、正六角形を書いて、一番上の点から右回りに1〜6と角に番号をつけたとします。中心と、2と4と6をそれぞれ結ぶと、正六角形に対称な落書きをしたように見える。その見え方が二次元(平面)的な見方。

だけど僕らは普段からそれを見慣れていて、立方体にも見える。

これが脳が奥行きを感じる能力だと思ってもらえればいいかな。

つまり、片方だけだったら本当はまったく奥行きがないように見えるはずなんだけど、両方ある状態で育ち、脳がそれに合わせて発達していると、片方だけで見ても、想像力で補って大体立体的に見える。
でも、距離感は曖昧になるでしょう?ルカワくんのように。

この説明でいかがでしょう?

耳や鼻への適応は、所詮僕らは目からの情報(つまり光)を「見える」と表現しているだけで、耳(音)や鼻(化学物質)が感じる情報も、同じように「見える」ようなものだと想像すればいいんじゃないかと。
例えば、レーダーなんかは、普通の視覚とは全然違うものの見方をしているけど、「見えている」気がするでしょう?
by ナガサキ (2007-05-08 08:53) 

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