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経験 [僕の意見(人生観)]

さて、僕も大学4年生の冬を迎え、卒業、大学院進学と言った時期に差し掛かってきました。
世間ではセンター試験がありましたね。懐かしい。今思うと、あれってなかなか良いな、って思います。
するべきことが明確だし、したことに対してきちんと結果が返ってくるし、問題が表層的に見えてなかなか奥が深かったりするから味もあるし…

ま、そんなことはさておき。

この時期周りを見ていても、大学生活最後の時期に差し掛かっている友人が多いです。
そういった人を代表に、また普段から様々な場面で、

「なにごとも経験だし。」
「一回やってみなきゃわからんし。」
「今しかできないことだしさ。」

といった言葉を聞きます。

本当にその通りだとは思うんですが、そんな肯定的な意見はそこら中溢れているので、ここはやはり批判的に。

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科学 [僕の意見(人生観)]

社会問題と言うよりは人生観かなと言う話です。
あ、カテゴリーのことです。ときどき悩んだりしながらちゃんと毎回決めています。

今回、自分でも2回に分けて書いたくらい長いです(笑
「続きを読む」以降はまた違う機会に、というくらいのつもりで読んで下さい。

科学。

なんのことを指すのでしょう?
きちんと言葉で説明できるでしょうか?

浪人生の頃、英語の文章をいろいろと読んでいる中で、
scienseについて論じている文章も多くて、そういう文章で指すscienseとはなんなんだろう?
数学は含まれるのかな?
なんて思ったことがあります。

大きく言えば、人文科学(社会科学かな?)と自然科学に分かれると思います。
いわゆる、文系/理系もこれとほぼ同じ分類かなと感じます。

しかし、ともに「科学」。

一方で、日常で科学と言うと、自然科学を指している文脈が多い気がします。
そして、わざわざ科学という言葉を使う時は否定的な文脈が多い気がします。

気がするだけで実際は違うのかもしれませんが…

科学でなんでもわかると思ったら大間違い、とか、
科学でわからない素晴らしいことがたくさんあるんだよ、とか。

もう少し違う言葉で、科学(自然科学)を否定しているのもよく聞きます。

なんでも数字で判断すればいいってもんじゃない、とか、
データでしか物事を判断できないなんてつまらない、とか。

僕の好きなMr.Childrenの詞にもこんな言葉があります。

数字やデータで未来はつくれない
 〜「四次元 Four Dimensions」収録 「ヨーイドン」より



さて。
少し話を戻して。

人文科学と自然科学。
この2つの違いはなんでしょう?
ともに「科学」である所以は?

僕が思うに、どちらも出発点と目標は同じだと思うんです。
辿る道筋、つまり手法が違うだけ。

どちらもある命題を見つけて、それが正しいのか間違っているのか判断したい。

そのときに人文科学は、人の思想とか歴史とか、
(ほぼ)言葉でしか表せないものを扱っているために、
その論理を作り上げる際にも言葉に頼らざるを得ない。
だからその言葉が作り上げる論理が、
本当に飛躍していないか、どれだけ信頼性があるのか、
それを「言葉」だけを頼りに判断するわけです。
そしてその一般性、客観性を求める時に、対象が思想や文化であるがゆえ、
異文化との比較検証を試みる。

一方で自然科学は、数学を筆頭に、物理、化学、地学、生物学であっても、
数字で表して、数字で判断しているわけです。
こちらでは言語が数字であり、文が式であるのでしょう。
だから論理も数字を判断することで確かめられる。

やってることは同じでしょう?

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真っ白な感情 [僕の意見(人生観)]

イデオロギーとか、刷り込みとか、通念とか、常識とか。

そういったものに縛られない感情ってあるのかな。
どういうものなんだろう?

なんてずっと気になっていて、空想したりしていたんです。

きっと、僕らの美意識なんて刷り込みが大半だし、
「正しい」も社会の時代性に左右されてしまうような曖昧なものだし。

何にも染められていない、僕らが生まれながらに持っている、
綺麗な真っ白な感情ってあるのでしょうか。

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All or None [僕の意見(人生観)]

僕の専門は、神経生物学(neuro biology)とか神経科学(neuro science)と呼ばれる分野です。
また、手法に注目して呼ぶ時は、電気生理学(electrophysiology)とも呼ばれます。

まぁそんなことはともかく、高校で生物を履修された方はわかると思いますが、
神経における情報伝達の方法として、活動電位というものがあります。
(活動電位についてはこちらをご覧下さい。僕はすごく大雑把に言えばここに書いてあるようなことを研究しています。)
この活動電位の性質の一つに、「全か無かの法則(All or None law)」というものがあります。
残念ながら上にリンクを紹介したwikipediaにはそれについての記述がありませんが。

簡単に言うと、活動電位と言うものは、起こるか起こらないかの二択である、ということ。
すなわち、起こる時はその大きさは常に一定であり、中くらいの大きさで起こる、ということがない、ということです。

さて、一方で。

国境の南、太陽の西

国境の南、太陽の西

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 文庫

最近この本を読みました。すごく面白かったです。
村上春樹では、有名な某作品にすごく似ているのですが、少しだけ違った味わいも込められていて、面白いと思います。

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法律 [僕の意見(人生観)]

先日、とある飲み会でyoutubeの話が出ました。
僕はyoutubeや、winny、MXなど法律に触れるものは使いません。
どれも、それ自体が法律に触れるわけではありませんが。

僕の信念、と言うと大げさだけれど、考え方として、
法律に守られている以上、法律は守るべきだ、
というのがあります。

だからどんなものでも守ろうと思っています。
だから煙草も20歳の誕生日に初めて吸いました。誰も信じてくれませんが。
(んなこと言ったって、お酒は飲んでましたしね…偉そうなこと言えません。)

日本語だと、共に「守る」という字になりますが、
英語だと、「Laws save us, we must obey it」ですかね。


球と多面体 [僕の意見(人生観)]

3月からちょくちょく研究室に顔を出していたのですが、最近徐々に本格化してきて、いろいろと基礎を教わっています。
その辺のこともまた機会があれば書きましょう。

そんな中で、今日初めて教わった方に面白いことを言われました。
僕のお世話になる研究室には今年、5人新4年生が入ったのですが、そんな中で、
「君がナガサキくんか〜。寡黙な子らしいね。」
って!

寡黙ですって、奥さん。

今気付いたんですがヤマサキくんと間違えられている気がする(笑
同級生のヤマサキくんは確かに誰が見ても寡黙だ。

まぁでも、研究室ではすごく静かにしているし、元々がそういう性格なので…
高1のときの僕を知っている人なら、入った頃の僕を想像してもらえればいいです。
あんな感じ。
基本的に無駄なことは喋らない子なんですよね。
あんまり社交的ではないし。

それで今日は前からつらつらと考えていたことを書こうかと。

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言葉を含むコミュニケーションの不完全さと、プラス思考 [僕の意見(人生観)]

長いタイトルですね。

コミュニケーションと言う言葉は、どうしても一言の日本語では表せない気がします。

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新しいもの [僕の意見(人生観)]

抽象の話です。

こういう風に、全然関係ない事柄を組み合わせて考えるところが自分は変わっているのかなって思います。

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子供が親に似るとしたら [僕の意見(人生観)]

昨日塾で生徒と話していたとき、結婚の話になりました。

その子は将来結婚したいそうです。
僕はしたくありません。

そういうことを言っていたら、
結婚したいと言うか、子供が欲しいんだよね、
自分に似た子供がいたら、自分のミニチュアがいたら楽しくない!?
とその子が言いました。

はてさて。

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今動き出そうとしてる歯車の一つにならなきゃな [僕の意見(人生観)]

タイトルは、Mr.Children「くるみ」よりの引用です。
テーマは、大人になるということ。

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